デアリングタクトのジャパンカップ敗戦で思うこと

2020年11月29日に、ノルマンディーオーナーズクラブで出資しているデアリングタクトが東京競馬第12レース第40回ジャパンカップG1(芝2400m)に松山弘平騎手で出走!

結果は15頭立ての3着(T_T)

初めての敗戦・・・

改めてジャパンカップを見直して思うことを書きたいと思う。

スタートは、ちゃんと出て馬なりのままの位置を選択。

レース前は、末脚を活かすためにともっと下げると思ってた。

でも、松山騎手は手綱を引くことなく馬なりのまま出たなりを選択したことに驚いた。

ましてや、コントレイルがデアリングタクトより後ろを選択した事にもね。

コントレイルとすれば、福永騎手がもう一段隠してる脚があるとも言ってたし、それを引き出して勝とうと思ってたのかもと思える。

で、最初の1コーナーで嫌なことに外からクレッシェンドラヴに寄られながらコーナーへ侵入し、内のカレンブーケとの間に挟まれながら窮屈になりながら1~2コーナーを回らされ、コーナー出口付近でクレッシェンドラヴにまた寄られてデアリングタクトが不利を受けてしまった!

松山騎手が声を出したからか、鞍上の内田騎手が後ろを振り返った!

松山騎手が声を出すくらい、それだけ寄られて危なかったことになる。

(ほんと、オークスの時と同じで何度絡まれて邪魔されるのか・・・・・)

対するコントレイルには、鞍上がノープレッシャーと語ったように、被せられることも馬に囲まれることもなく最初から最後まで走らされてもらえてたからね・・・

そして、クレッシェンドラヴは向正面に入り内田騎手は後ろを振り返りデアリングタクトとの距離をちゃんと確認してから、デアリングタクトの前におさまった。

そこから3コーナーまでは何も不利も無く走らせてもらえてた。

勝負の4コーナーで、内にいたカレンブーケドールがデアリングタクトの外にスッと出せたのに対し、デアリングタクトは手応え悪くしてペースアップに対応が遅れた。

更に、600の標識手前から馬が外には行きたがらずに内にモタれだし、イヤイヤしてる間に後ろにいたコントレイルに並びかけられた状態で最後の直線へ!

本来ならデアリングタクトは直線向いた時にはカレンブーケドールより外にいなきゃいけないのが、カレンブーケドールより内にいた時点で馬自身が外へは行きたがってなかった証拠!

それでも、カレンブーケドールが少し内に入ってくれたおかげで前の進路がクリアになったが、もうモタれっぱなしで松山騎手の手綱の引っ張り具合とデアリングタクトの顔が大きく外に向いてる様でどれだけモタれてたか分かるはず!

外のコントレイルが並び半馬身前に出たことで、内にスペースが出来き、コントレイルが内にヨレ、それに大きく反応してしまったデアリングタクト。

(武豊騎手がよく言う、スタートして出遅れた馬が隣にいた場合そのスペースに馬が自然と寄ってしまう、あの現象をコントレイルにされてしまったということ。だから、デアリングタクトがイヤイヤして遅れスペース作ってしまったことが原因ね)

ぶつかってはいないが、大きく反応してしまったことで内に行かざるを得なくなった。

そこでもう終わったと思うのが普通だが、懸命のムチで頑張って伸びてはくれるも、またも残り150メートル付近から内にモタれ始めた。

松山騎手が再度懸命に手綱を外に引っ張りながら、落ちそうになるくらいに右に重心を傾けて立て直しを図り、何とか内のグローリーヴェイズと外のカレンブーケドールの間に入ったところから脚を再度使い何とか3着まで追い上げてくれた。

 

結果論とタラレバになるが、モタれなければ勝てたと思ってる!

苦しいからモタれたって話だが、それでも最後の最後に来れた脚は根性の何物でもない!

それだけに、コントレイルと併せ馬で走れてたら、根性丸出しで頑張って伸びてきてコントレイルを常に1馬身前にいた状態で競り落としたうえで、デアリングタクトがアーモンドアイに並びかけるとこまで行けてただろうし、差し切れてたんじゃないかとまで思わせてくれる、そんなゴール前だった!

ここからは、色んなタラレバを書きたいと思う。

もし、スタートしてクレッシェンドラヴに外から絡まれたり寄られる不利を受けずに走れていれば、精神的に良い状態で行けてたのではないか?

もし、松山騎手が4コーナーでペースアップに付き合わずにワンテンポまたは直線向くまで我慢してたら、少しは直線でのモタれ具合が軽減出来て2着には来れてたんじゃないのか?

もし、スタートして自慢の末脚勝負にと手綱引いてコントレイルより後ろで競馬をしてたら、デアリングタクトがまだ余裕を持って走れるペースで走ることが出来て苦しまずにモタれることなく直線走れたのではないか?

などなど、色んなタラレバがあるが時は戻せないので3着に負けた事実から次どうすればいいかを考えたいと思う。

まず、モタれた原因は何なのか?

古馬相手のG1レースというものによる周りからのオーラや重圧など感じ、レース中の厳しさに精神的に参ってしまい苦しくなったのか?

根本的に距離が長いことによるスタミナ不足が原因なのか?

レース中に脚など痛いところがあり、それが原因なのか?

オークスでも見せたように、左回りによるのが原因なのか?

他の馬が怖くて、そこから逃げ出そうとしたのが原因なのか?

考えられるのはそれくらいなのだが、昨日の時点では調教師含めてレースでの厳しさが苦しくなってモタれた原因だという風に思ってるみたい。

だとすれば、これは経験不足ってことになるし、レースを使っていくのが1番の解決策になると思う。

他馬を怖がるのだとすれば、調教で3頭併せの真ん中で走らせるなど工夫すればいいだけだが、レースの厳しさだけはレースに出さないことには経験できないしね。

だったら、まだ53キロで出れてそこまで斤量による肉体的負担が大きくならないってことで、有馬記念に出て欲しい!

中3週という間隔を詰めて使うのも今後の為には必要な経験だし、ジャパンカップ以上に対戦相手が強くなり、小回りということで包まれやすく周りからのプレッシャーも受けやすい有馬記念こそ、今のデアリングタクトへの修行にはもってこいのレースだと思う。

何より有馬記念でモタれなければ左回りが原因ってことも特定できちゃうしね!

デアリングタクトが、もう1段上のステージへ上がる為に必要な鍛えなければならない「厳しいレース経験」という意味でも、有馬記念に参戦希望!